単結晶と多結晶の違い

結晶系太陽電池の単結晶と多結晶の違いは何ですか?

単結晶モジュールと多結晶モジュールの違いを良く聞かれますが、
個体のシリコンを溶かし、冷やし固めたものが結晶シリコンと呼ばれます。

固める方法で、ひとつの大きな結晶が単結晶になります。
多数の小さな結晶が多結晶になります。

また三洋電機の単結晶は単結晶とアモルファスシリコンを積層したシリコン系の太陽電池を使用しています。
三洋の独自技術によって電力変換効率は非常に優れていますが他の単結晶よりも製造コストが上がってしまいます。

単結晶は三洋や東芝、長州産業やカナディアンソーラーなどがあります。
少し前に三菱も200wの単結晶モジュールを販売して話題になりました。

多結晶はシャープや京セラ、三菱も多結晶モジュールを取扱しています。

変換効率上では多結晶は12~17%に対し、
単結晶が15~20%になります。
多結晶と比較すると単結晶が高性能なのは分かりますが、
単結晶は高価で製造時のエネルギーが多くかかってしまいます。

数字を見ると単結晶は多結晶よりも発電効率に優れていると言えるでしょう。

自宅に太陽光発電システムを設置したいと検討しているのならば、
屋根の状況は様々ですので必ずしも単結晶が良いとは言い切れませんが、
設置面積が狭いと言うなら単結晶を設置することをオススメします。

【単結晶=価格が高い】というイメージですが、
価格の面だけ考えても、絶対に単結晶が高いとは限りません。
多結晶モジュールである京セラなどは設置架台に費用がかかりますので、
単結晶モジュールと比較しても単結晶のが安くなる場合もあります。

メーカー希望小売価格を調べてみても単結晶の方が品質が良いですが高価です。
多結晶は比較的安く出来るかもしれませんが、
結晶粒間などでのロスが多いので単結晶に比べると品質は悪くなるでしょう。

単結晶モジュールのお見積りを受けて高いからという理由で諦めないで、
他メーカーでもお見積りをとって再度検討してみてはいかがでしょうか?

主要メーカーのモジュール変換効率比較表
メーカー名 型番 公称
最大出力
モジュールサイズ モジュール
変換効率
タイプ メーカー希望小売価格
(税込)
三洋電機 HIT-N230SJ13 230w 1580*812*35mm 17.9% 単結晶&
アモルファス
166,950円
三洋電機 HIP-215NKH5 215w 1580*812*35mm 16.8% 単結晶&
アモルファス
156,450円
三洋電機 HIP-210NKH5 210w 1580*812*35mm 16.4% 単結晶&
アモルファス
150,150円
三洋電機 HIP-B205J01 205w 1319*894*35mm 17.4% 単結晶&
アモルファス
149,100円
東芝 SPR-240NE-WHT-J 240w 1,559*798*46mm 19.3% 単結晶&
バックコンタクト方式
176,400円
東芝 SPR-210N-WHT-J 210w 1,559*798*46mm 16.9% 単結晶&
バックコンタクト方式
147,000円
カナディアン CS5A-190M 190w 1595*801*40mm 14.9% 単結晶 121,695円
長州産業 CS-223B13 223w 1476*998*42mm 15.1% 単結晶 139,335円
長州産業 CS-215B1 215w 1476*984*40mm 14.8% 単結晶 134,400円
シャープ ND-160AV 160w 1165*990*46mm 13.9% 多結晶 79,380円
三菱電機 PV-MX185HA 185w 1657*858*46mm 13.0% 多結晶 110,775円

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